トレーナー坂詰真二氏が「姿勢は技術。スポーツの技を習得するのに、何度も何度も繰り返して、小脳にインプットするように、姿勢も何度も意識して矯正する。」と言ってました。
毎朝緑道をウオーキングされている、多分60代後半~80代にかけての高齢者のほとんどが、背中が曲がり、脚を十分前に出せない姿でした。
ウオーキングを日課にされているぐらいなので、健康意識も高く、老化は足からを考慮されているのだと思いますが、それでも背中が曲がってしまうのだなあと。
背筋の衰えや骨粗鬆症などの影響もあるのでしょうが、昔の農家のお年寄りが長年の前かがみの労働の影響で、地面に水平になるぐらいに曲がっているような方は令和の東京ではさすがに見かけないのですが、それでも、多くの人の背中が曲がっています。
たまにしゃきっと姿勢のよい方を見かけると、男性ならば何かスポーツをしていたのか、女性ならばバレエなどをやっていたのかなあと推測してしまいます。
それほど、姿勢というのは長年の無意識の体位が影響を与えるものだと感じました。
もともと猫背でO脚がに股の私は、このまま年を取ると、さぞかしみっともない格好で歩くようになるだろうと予想されて、今からでも姿勢を矯正したいと思い、ストレッチの本などを読み漁っています。
姿勢が技術ならば、まだ機能的段階で、骨や関節の変形に至る構造的な変形に至っていない現在ならば、
日に何度も意識して、体に正しい形を覚え込ませることで、姿勢を正せるのではないかと。
自宅勤務なので、鏡を見ては、姿勢を正すことを何十回もしています。
50年間の体の記憶を刷新することができるのか?
しばらく姿勢矯正に挑戦してみようと思います。
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