日中は30度を超す暑さですが、陽射しの質が変わってきたように感じます。
空気中の湿度が少ないため、鮮明で鋭利な日差しです。
汗もかかなくなり、湿度が低くなるとこれほど身体はダイレクトに反応するのだなあと感心しています。
夏の暑さの不快感は、気温+湿度によって生成されていたのだなあと実感しています。
日本は周囲を海=水分に囲まれて、気象はその影響を強く受けているということを、夏にもっとも強く感じます。
大陸に住む人種の人たちが日本の夏に訪れた時、最も強く感じるのがこの湿度だそうで、
生まれた時からこの地で暮らす日本人は、この湿度を梅雨や夏の高湿度以外はあまり意識せずに暮らしていますが、彼らよりも高湿度に適応した身体になっているためでしょうか?
湿度が高いと、汗が蒸発しにくく、体表の気化熱が発生しにくく、体温が下がりにくくなって、熱が体内にこもり暑苦しく感じます。
せめて、猛暑でも湿度だけでも低かったら、もっと日本の夏は過ごしやすくなるだろうにと、
海に囲まれた島国の自然環境から逃れられない国民として、切に願います。
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