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沈む夕日を露天風呂に浸かりながら。

 認知症初期の母の3か月おきの介護帰省のついでに、go to travelを利用して、実家の山口の北浦にあるリゾートホテルに母と一泊してきました。

 2時間に一本、ワンマンカー!の山陰線に乗り、ごとごとと山道、海沿いと、昭和レトロの雰囲気の車内から車窓を眺めて到着。

 ホテルのすぐ近くにある全長2000メートルの角島大橋をホテルの迎えの人に通ってもらい、ホテルに到着。

 ぎりぎり間に合って、視界360度の露天風呂から水平線に沈む夕日を眺めました。

 潮騒の音をバックミュージックに、本当に頭の芯からリラックスできた瞬間でした。

 ホテルの部屋もオーシャンビューで、脚が悪くて部屋に滞在していた母も素晴らしい眺めを堪能できました。

 お食事も海の幸満載のとてもおいしい料理でした。

 批判があるgo to travelで、正直、東京から行くのも憚られたのですが、

 たぶん母との最期の旅行になるだろうと、思い切っていき、

 母がとても喜んでくれて、いい刺激になったようで、

 連れて行ってよかったと思いました。

 私もここ8か月、コロナ禍で、意識的には平静なつもりだったのですが、

 心の底では相当精神的にストレスを抱えていたのだなあと、

 東京では毎晩1~2回は途中で目が覚めてしまうのに、

 山口では一度も目が覚めなかったことから実感。

 久しぶりに何も考えず、ひたすらぼーとできたことで、

 心身リラックスできました。

 感謝です。