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それほど変化しなかった1か月

 日本全国に出た緊急事態宣言の期限5月6日が終わり、5月31日まで延長されることになりました。

 あらためて緊急事態宣言がでてから自分自身の生活にどのような変化が生じたか振り返ってみました。

 もともと自宅で治療していることもあって、満員通勤電車に乗ることも、独り暮らしでルーティンな引きこもり生活傾向のあった私は、今までとほぼ変わりない生活を送ってきました。

 変化のあったこと

  1. 患者さんがほぼなくなったので、それまで会話の主体の相手がなくなり、電話で母と週2回数分話すことと、1か月で1回だけ友達と40分の電話をしたこと以外、ほぼ会話をしていなかった。
  2. 毎日1冊読破している重度の活字中毒なので、図書館に毎日通って本を借りていたのですが、5月末まで図書館が閉館し、借りていた本10冊を読み終えてしまった。けれども大家さんから塩野七生氏の「ローマ人物語」文庫本で全30巻借りたので、それを毎日1冊現在13巻「ジュリアス・シーザー」13冊まで読み進めている。
  3. ジョギングのとき、口を覆うマフラーをつけて走る、ウオーキングを含め食料買い出しの際にはマスク着用
  4. 外出から帰ったら洗面所に直行、石鹸をつけて20秒間手洗い
  5. 睡眠時間6時間だったのが、7時間に。そして入眠後必ず3時間経つと目覚めていたのが、起床1時間前(6時間睡眠の感覚があるのだろう)に目覚めてそのまま寝床で起床のアラームが鳴るまでうとうとするようになった。

と、たわいもない変化ぐらいで、概ね以前とは変わらないルーティン生活を送っています。

 ほぼ1か月人と合わず話さずでいても、全く平気でいられることに自分でもびっくり、やはり父親ゆずりの自閉的傾向がつよいのだなあと実感(母親ならば半日人と話さなければどうにかなるだろう)。

 これから、5月末までと言われている緊急事態宣言の期限まで、このような生活が続けられるだろうけれども、たぶん同じように平静な気持ちで、ストレスなく過ごすことができるのではないかと想像していますが。