東京はロックダウンがカウントダウン状態です。いつもどおりジョギング、ウオーキングを兼ねての日常品買い物に外出する以外は、不要不急(私にとってジョギングは要)外出自粛令がでているので、家にこもって過ごしました。
テレビはないのでヴィジュアル的な情報はネットオンリーなのですが、コロナ流行の状況を示す世界地図が、日を追うことに真っ赤になっていって、ほとんと全世界を埋め尽くしてしまいました。
これを見ると、不謹慎ですが「人類は一家」と皮肉を言ってしまいたくなります。
ウィルスは寄生主がいなければ生きらず、生物の定義に当てはまらないモノですが、ヒトという寄生主を次から次へと移っていくことによって、世界中を旅しているようです。
ウィルスという媒介を通じて不本意にも、ヒトがいかにインターらクションする生き物なのかを実感しました。
ロックダウンすることは、経済的社会的に問題は大きいですが(私自身それを痛感しています)、オーバーシュートする前に、それをすばやく、大々的にしなければならないと感染症専門家の説には同意します。
でも日本人的な甘い楽観論で、「もしかしたらこのままのゆるい状態で感染は抑えられるかもしれない」という、現状維持を支持したい気持ちもあります。というかこっちがホンネなのですが。
現在の経路不明の感染者の多くが、潜伏期間ということの意味を理解せず、感染するというイマジネーションがわかなかったのではないかと思います。
今現在、現状維持を望んでいる私も、世界各国の感染の惨状が我が身に降りかかってくるかもしれないという切迫した想像力が湧いてこないのが実感です。
災害の時に必要なのは「イメージする力」だと言われていますが、行動を引き出すありありとしたイメージする力が必要なのだと自分自身を顧みて感じます。
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