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数字

 今日は2022.1.11日と1と2の数字が3つも並ぶ日だと気づきました。

 今年は2022年なので、2という数字を読んたり、書いたりする機会が増えたなあと感じていました。

 コロナ感染流行以来、数値に一喜一憂する日々が続いていて、

 今朝も新規感染者数が全国で6000人を超えたとありました。

 数値というのは客観的なデータで、それをどう解釈するのかは私たち人間の思惑で様々です。

 現在読んでいる「データ資本主義」では、これまで市場における価値の指標であった「価格=貨幣」に代わり、「データ」が価値の指標となるということです。

 そしてそのモノやコトの「データ」は、益々パーソナルなものに特化していくことが、市場で取引される=生き残っていく唯一の手段となっていくようです。

 資本主義市場経済に生きる私たちは、市場で取引されるものによって生活の大部分が営まれていますが、データ=数値に支配されない私的な領域は益々狭まってくるようです。

 デジタルな世界に囲まれて生きている若い世代にはそれに対する抵抗が少ないのか、人と人の出会いもSNSやマッチングアプリを通してが多いようです。

 アナログな私としては、それらは言葉というデジタルな自己申告のデータが元になっていることに抵抗があるのですが、データを分析して価値を評価するということが苦手なだけなのかも知れません。