暑中見舞いを書き上げました(といっても、PCでですが)。
暑中見舞いの目的は、暑中=暑い最中に、見舞い=相手の状況を伺うことだと思いますが、
今年の夏は、例年の猛暑に加えて、コロナ感染の拡大、その最中でのオリンピック開催等、
見舞う気持ちもことさら強いような気がします。
近年の地球温暖化の影響故か、
夏を過ごすことが、肉体の耐久レースのような様相になってきて、
熱中症予防のために、外出もままならなくなり、
私が小学生だったころの、もっぱら外遊びをしていた開放的な夏休みの様子が、
遠い夢の中の出来事のように感じられます。
文明の利器(エアコンなど)のおかげで、私たちはどうにかこの暑い夏を乗り切ることができていますが、
もしこれらのものがなかったら、どうなっていたか。
しかし逆に考えると、文明の利器を発明し、作り出し、使用するという人間の営みが、
大量の化石燃料消費を引き起こし、それが温暖化の原因となっていることを考えると、
人間は自分で作ったもので便利に快適に暮らせるようになった一方、それが自分自身の足元を危うくして生命の危機に陥らせている。
矛盾のループに陥っている夏です。
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