毎年恒例の湘南のしらすをお歳暮に頂きました。
前の住民の友人で、来春は支援学校高校部を卒業予定の障害のある次男が幼児の頃、パートタイムベビーシッターをしていた頃からの縁です。
ふっくらと甘みを感じるしらすは、小分けにして、ご飯のお供や酢の物のトッピングなどにして、
しばらく毎日の食卓に楽しませていただきます。
あのゆーちゃんがもう高校卒業かあと、時の経つことの早さを実感しています。
友人一家は障害を抱えた次男を、本当に苦労しながら、けれどもたっぷりの愛情を注ぎながら子育てをしてきました。
ご主人の実家のある福島から震災後お母さんも引き取り、末期がんの介護もされ、看取りました。
彼女は積み重なる心労で長い間鬱も患い、けれども完治し、今は美術学校の通信教育で版画作成に打ち込んでいます。
ひとり身の私は、家族を持つことの苦労と育まれる愛を敬服しています。
「家族って、したたかで、温かくて、いいものだなあ」ということを教えられてきました。
頂いたしらすを食べながら、毎年暮れに想うことです。
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