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主体性が求められる

 関西を中心にコロナウイルスの変異株感染が急増しています。

 変異株は10歳未満の子供も感染しやすく、重症化率も高く、感染率も高いため、

 賽四波を引き起こすのではないかを危惧されています。

 日本で流行している変異株の「本家」イギリスでは、厳しいロックダウンとワクチン接種で、

 一時は急増した感染率が、落ち着いてきているようです。

 日本は欧米などの二番手で、感染拡大の状況が十分予想できたのに、

 どうして同じように感染が拡大してしまうのか?

 今回のコロナ感染で、私自身の中に政府の政策に対する「根拠なき信頼と期待」があったことに、

 それが崩れたことで初めて意識しました。

 コロナ感染が始ま手からの政策の混乱は、

 「国民の意見を聞きすぎる」ためか、右往左往で、その場しのぎ、後手後手であることが明らかになりました。

 私たちは、なんとなく政府は状況をきちんと分析して、的確な対策を取ってくれるだろうと思い込んで、

 安心して身を任せてしまっていますが、

 実は、そうではなかったのかもしれない。。。

 ワクチン接種の遅れと困難が明確になりつつある現在、

 そのような信頼は、全く根拠のないことだとわかりました。

 私たちはコロナウイルス感染に対して、

 学校の規則に従うように、ダメと言われるからだめで、いいと言われるからやるというのではなく、

 感染に対する正しい知識に基づく主体的な姿勢がもっと求められると思います。