今年の後半は、コロナ禍が続いたこともあって、おこもりの友は、もっぱらアマゾンプライムビデオ配信の
アメリカテレビ番組ドラマ「エレメンタリー ホームズ&ワトソン」を観続ける日々でした。
シャーロック・ホームズの登場人物をベースにした現代版で、ホームズが元ドラッグ依存症、ワトソンが中国系の女性が元依存症付添人から探偵のパートナーとなり、ニューヨーク市警管轄内で生じる、様々な殺人事件を解決していくというものでした。
はじめは、何気なく観ていたのですが、ドラマに織り込まれた様々な現代アメリカ社会の病巣が、殺人事件として現れていること、依存症回復過程の有様、男女の恋愛を超えたパートナーとしての関係性、父と息子の葛藤等々、
人種のるつぼであるニューヨークで登場人物の人種もバラエティに富んでいること、等々、脚本もうまく書かれていて、物語の展開が早く、プロットも複雑なので、一回見ただけではなかなか理解できず、全157話を3回目見ているところです。
それが、なんと、あと4日で配信が終わるというではありませんか!
まだ最終話まで27話も残っているのに。。。。
これはもう、年末は「エレメンタリー」三昧になるしかありません(笑)。
そして、年が明けたら、きっと「エレメンタリー」ロスになってしまうに違いありません。
コロナ禍で、友人と直接話す機会も激変し、いろいろ難しいこともあって、心が落ちこんでいても、
「エレメンタリー」の世界に没頭することで、何だか彼らと共に生きているような錯覚に陥って、心が満たされていました。
かつて中高年の女性が韓流ドラハマる現象がありましたが、きっと今の私のような状態だったのだろうと、
エレメンタリー漬けの今日この頃感じます。
そして半年間英語字幕のドラマを感情移入して観続けた結果、
英語のリスニングがかなり上達したという副産物もありました。
3回目なので内容がほぼ理解できていることもあって、字幕を見ないで英語の台詞を理解できる部分がかなり増えました。
犯罪用語の単語に偏っていますが(笑)。
エレメンタリーの世界に漬かれる日々はあと4日だけです。
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