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体温に近い温度ほど

 外は36度を超える日中の猛暑。

 エアコンなしで扇風機だけの室温も35度を超えました。

 ひっきりなしに水分補給をして汗をかいているのですが、

 33度を超えるあたりから、本当に暑く感じられるようになってきました。

 今年は6月末の梅雨明け直後からの連日35度を超える猛暑だったため、

 比較的身体は暑さになれて、30度ぐらいでは、全く暑く感じられませんでした。

 が、さすがに35度近くになると、暑さに慣れた身体も暑さを感じて、汗を大量にかいて体温を下げようとするみたいです。

 客観的な温度と、身体が感じる温度には違いがあるようで、

 体温に近い温度ほど、身体は敏感に感じるようです。

 そういえば、寒さはゼロ度でもマイナス5度でも、寒さの度の違いはそれほど感じられないように思いますが、

 暑さの場合は、体温36度付近では、30度はあまり暑く感じられないのに、35度になると、急に暑さを強く感じられます。汗のかきかたも違ってきます。

 たぶん日本人の遺伝子は、これまでの気象の歴史の中で、

 このような高温に適応するようにはできていないのでしょう。

 あと1万年したら、日本人の遺伝子も、この暑さに適応するのでしょうか?

 それまで日本人が、いや、人類が生き残っている可能性は低いような気がします。