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集う

 昨日は年末年始帰省や旅行した人たちのUターンラッシュが、新幹線、空港、高速で見られました。

 現在コロナ感染状況は落ち着いているので、皆さん「今しか」と思ったからでしょう。

 しかし、感染者数はじわりじわりと増えてきて、オミクロン株の市中感染も広がっているようで、

 1月下旬ごろから第六波が始まると予想されています。

 どんなに感染に気をつけていても、やはり人と人が「集う」ことがなくならないかぎり、

 ウイルスは人から人へと移っていくので、感染をストップすることはできないでしょう。

 もう2年間コロナウイルス感染拡大の波を繰り返し、今回の下火状態も、世界各地の感染状況を見れば、

 日本だけが例外になるわけがないということはわかっていても、

 2年間直接会えなかった飢餓感、今しかないという切実感、

 つまり、集いたいという欲求は、ウイルス感染の恐怖よりも優っているのでしょう。

 多くの人が直前にPCRや抗原抗体検査も受けられているようですし。

 私と言えば、12月上旬に実家の母の介護のために帰省したので、年末年始は東京で誰にも会わずに過ごしました。

 友人とはオンラインで「新春対談」をしました。

 集いたいという気持ちは満たされないままの年明けです。