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ワクチン効果の仕組み

 連日の雨でジョギング5日間中止。

 梅雨だからしょうがないですね。

 来週にワクチンの2回目の接種が待ってます。

 一度目は接種した腕が筋肉痛になり、腕を挙げる際に痛みが走りましたが、

 翌日の夕方にはそれも消えて、その後の副反応はまったくありませんでした。

 私の接種したファイザー製のワクチンはRNA型ワクチンで、

 コロナウイルス細胞の周囲にギザギザの太陽コロナのような形の(それでこの名称がついた)スパイクという、

 侵入した生き物の細胞膜の表面にくっつく役割をする部分を形作るタンパク質をつくるRNAを注入するものです。

 注入されたRNAはその設計図によりスパイクタンパク質を作ります。

 そしてそのスパイクタンパク質の「鍵」に対して、細胞膜側の「鍵穴」ができ、また、それに対する抗体も産出されることになり、実際にコロナウイルスに感染したときに、あらかじめ防御態勢を整えることによって、

感染予防ができるしくみです。

 現在、私の体の中で、抗体がせっせと作られているかと思うと、コロナウイルスのような未知のウイルスに対しても抗体をつくるDNAの組み合わせが存在していること(この謎を日本人分子生物学者利根川進氏が解明し、ノーベル賞を授与しました)、人類の400万年の間、数えきれないウイルスや病原因に対して、このように抗体を作る能力を持つ者だけが生き延びてきて、それが今日の我々のDNAにその記憶が刻み込まれているのかと思うと、

祖先に感謝です。