高齢者へのコロナウイルス感染予防ワクチン接種が始まり、予約の殺到で混乱が生じています。
正直、このニュースを知って、あまりにも行政サイドの対応の稚拙さに驚いています。
限られた供給の中で、需要がおいつかない事態は、1年前のコロナ感染が始まった時のマスク騒動の時で予想できたはずなのに。
高齢者にとっては命に関わることなので、冷静にといっても無理だと思います。
すべての対象者に公正感を与えるのは無理だとしても、あらかじめ応募の人数や時間帯をコントロールするような手段を講じるべきだと思います。
一連のコロナ対策の泥縄を知るにつれて、日本国民は、暗黙に「お上が何とかしてくれるはずだ。」という根拠のない思い込みが、どうやら全くの勘違いであったということを不安と恐怖の気持ちで納得せざるをえなくなっています。
政府や行政は官僚組織特有の前例踏襲で物事に対処するというやり方で物事を進めているのでしょう。
だから今回のような「前代未聞」の事態に対処できないのだと思います。
それに対する私たち国民の最大限の対処法は、「諦め」と「自衛」しかないのだとつくづく感じます。
高齢者でさえワクチン接種が滞っているので、それ以外の国民のワクチン接種はかなり先のことになると思われます。
それまで、これまで通り、三密をさけ、手洗いを励行し、ワクチン接種までに絶対に感染しないようん努めるしかないようです。
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