私の場合風邪のウィルスが体に潜伏して症状が出る前には、なんとなく気分が落ち込んでしまうという精神的な症状からいつも知ります。
その後喉が痛くなったりして、あ~やっぱり風邪にかかっていたんだと知ることになります。
発熱症状が出る前にウィルスを叩くために、荒療治ですがジョギングをいつもよりも頑張って汗を流し、遠赤外線(治療用の)を背中の肩甲骨の間に10分以上当てて温め、温かくして過ごします。
市販の風邪薬も飲むことなく、このようにして風邪のごく初期の症状のころに対処することによって成人後30年間風邪で寝込んだことがないという、私流の風邪対策です。
コツは症状が出る前の風邪の兆候をキャッチすること(私の場合、精神症状)、ひたすら体を芯から温めること(HSP生成)です。
肩甲骨の間には、成人の体で熱産生細胞である褐色脂肪細胞が唯一残っている箇所で、この部分を温めることによって全身を効率よく温めることができるからです。
ウィルスが体に侵入すると脳が反応し、ウィルスを殺すために(ウィルスは高温に弱い)体温のセットポイントを上げます(これが発熱症状)。そうなるまでタイムラグがあり、実際に体温が上昇するまで時間がかかるので、褐色脂肪細胞の残っている体の筋肉を震わせて体温を上げようとします。それが風邪の初期に背中がゾクゾクする現象です。
漢方薬の葛根湯や麻黄湯は、この時に体温を上げる作用があり、上がった体温によって汗を大量にでます。
私の場合の風邪の潜伏期間と思われる時期の精神的なごく軽いうつ状態は、脳がウィルスをキャッチした信号がセロトニン分泌に作用しているからではないかと、自分流に解釈しています。
ウィルスはいたるところに蔓延して体に侵入しようと虎視眈々と狙っているようで、体を冷やしたり、疲労、ストレスなどで免疫の働きが衰えると、すぐさま侵入してきます。
その兆候を自分なりに見つけ出し、ごく初期に対処して症状が出る前にやっつけてしまうことが、私なりの風邪対策の秘訣です。
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