昨日6月28日のコロナ新規感染者が60人を突破しました。
コロナ流行がはじまった2月末ごろから、毎日夕方新規コロナ患者数をニュースで聴くことが習慣になっていて、その数値に一喜一憂する毎日が続いています。
緊急事態宣言が出る前は、どんどん倍増する数値に「どうなっていくんだろう」と不安と恐怖におびえ、緊急事態初期では、なかなか減少しない状態に「医療機関は大丈夫だろうか?」、数値が徐々に減ってきた解除直前には感染が終息するのではないかという淡い期待も抱き、そして解除後は予想された通り、徐々に数値が増えていくことに「また感染拡大するのではないか」、「第二波ではないか」、「せっかく日常生活が再開したのに、また外出自粛になるのか」等々、様々な思惑が生じてきます。
現在の東京都の感染者は「夜の街」関係の感染経路がはっきりしている20代~30代(重症化しにくい世代)のため、医療機関の余裕もあり、東京都は事態の進行を伺っている状況で、解除後のステージを進めている状態です。
私自身も、緊急事態宣言が出される前、出された後の心理的な状態と比べて、数値はあまり変わりはなくても、おちついて事態を捉えるようになりました。
きっとコロナ感染対策として、いたずらに怖がるのではなく、マスク、手洗い、三密をさけるなどの感染対策が習慣化し、感染リスクがどのような状態で高まるのかの知識、コロナ感染症状や治療法に対する知識が積み重なってきて、不安(漠然とした対象に対して抱く感情)から、焦点の定まった明確な恐怖へと変化し、現在自分にできる予防の対策がわかり、それについて自分が主導権を持って行うことができるようになってきたからだと思います。
これがWITHコロナの実態なのかなと感じるこの頃です。
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