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WITHコロナの実態

 コロナ感染拡大の勢いが止まりません。

 政府や都はPCR検査数が増えたためであるとの言い訳をしていますが、感染経路不明が増えている事実は市中感染が拡大していることを示していると思われます。

 しかし、緊急事態宣言が解除され、「GO TO」キャンペーンも(東京都を除いてではありますが)始まっているし、多くの企業もテレワークを一部導入しながらも従来どおりの勤務に戻ってきているようです。

 感染予防は各自の行動による「努力目標」となり、事実上感染予防に対する国の対策は医療機関の準備体制完備のための支援以外行われていないのが実情だと思います。

 そして私たちは気づいたのだと思います。

 有効なワクチンが開発され、すべての人に接種が可能になるまで、こうして感染する可能性を抱えたまま、不安を抱えながらも、生活していくしかない、それしか手段はない(閉じこもってばかりはいられない)。かかったらしょうがない。と。

 これがWITHコロナの実態なのだなあと改めて感じます。

 どんなに気を付けていても、感染リスクはゼロにできない。手洗い、マスク等、三密をできるだけ防ぐことで(完全には無理)。

 そうしてもかかってしまったら、運が悪いと思うしかない。

 考えてみれば、生きることは、あらゆるすべてのリスクを引き受けて、それについてはあまり考えないようにして日々を送っているのだなあと。

 コロナが教えてくれたような気がします。