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雑草の勢い

 患者さんからいただいたドイツの野生種のバラを挿し木にしたものが、毎年春と秋に淡い桃色の花を咲かせるのですが、今年の夏は異常気象だから、バラも季節を間違えたのか8月に1輪の花を咲かせました。

 そしてコンテナに生えていた雑草がぐんぐん大きく育って、抜くのも面倒なのでそのままにしておいたら、

 雑草が「林状態」になってしまいました。

 背丈は2メートル近くになり、先に穂がついています。

 こんな雑草みたことない!

 高温で植物の植生も変化したのでしょうか?

 スーパーには早くも秋の味覚の果物や野菜が並んでいますが、

 この異常気象の下で、毎年同じ時期に同じ品質を育て上げるのは並大抵ではないと思います。

 猛暑の中の収穫も大変でしょう。

 植物は動くことができないので、この異常気象に自ら適応することでしか生き残っていけないのでしょう。

 ハンギングで植えているベコニアの10鉢のうち、毎日水やりをしているのに、2鉢が枯れてしまいました。

 暑さに強い品種であるので夏場のハンギングにベコニアを毎年選んでいるのですが、

 今年の夏の暑さと長さに、さすがのベコニアも持ちこたえられなかったのかと、

 枯れた鉢を片付けました。

 このように猛暑の夏が毎年続くようになると、結局生命力の強い雑草だけが生き残っていくのでしょうか?