水原徹著「HSPと分子シャペロン」を読んで、益々HSPのファン?になりました。
HSP、ヒートショックプロティンは、生物が持つ抗ストレスプロティンで、生き物は様々なストレスが及ぼす影響に打ち勝つために、自身でプロティンを作り出し対処します。
HSPが対抗するストレスは、熱、紫外線、化学物質、飢餓、放射能、精神的ストレスなど様々です。
このようなストレスは細胞レベルで影響を被り、ストレスを受けた細胞はダメージを受け、機能低下、死滅に至ります。
HSPシステムの面白いところは、様々なストレスに対して、「適度な」段階で産出され、「過剰な」ストレスによるダメージに対して備え(予防)たり、対処したりすることです。
それゆえHSPを活性化させるためには、常日頃から「適度」なストレス=負荷を身体に与えておくことが効果的です。
特に、全細胞で最も多く働くHSP70は43℃の熱で産出され細胞の機能を再生します。
HSPを産出させるために、「HSP入浴法」43℃のお湯に10分首までつかり、その後15分しっかり保温することで、HSP70が産出されます。HSP70は、入浴だけでなく、ジョギング30分以上でも産出されるようで、毎朝1時間ジョギングしている私はすでにHSPを十分産出していることを改めて知りました。確かに現在真冬の早朝で気温が一桁台であっても、走り終えた時は汗かいているので、体温は上昇しているのでしょう。
少々風邪気味で喉が痛いときでも、ジョギングをし終えたら喉の痛みがなくなったり、走る前まで疲労状態であっても、足り終えた時は体調が良くなったり。ジョギングを始めてから風邪を全く引いてなく、HSPの予防効果も実感しました。
HSPは自己治癒力システムの要であると思い、これからも益々高めていこうと思います。
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